ぶらり旅1-近くの喫茶店
公開:2019.08.23 更新:2019.10.05

最近かなり気が落ち込んでいたので、活力を見いだすべくずっと気になっていた喫茶店に足を運んでみました。

その喫茶店はかなり小さくてマンションの一室ぐらいの大きさですが、入ってすぐに珈琲の匂いが漂ってきました。

マスターは事前にGoogleで調べた通りというか、それ以上にコミュニケーションが下手そうな人でした。(笑)

ですが、私と同タイミングに入ったぐらいのおばさん(結構づかづか行くタイプだと思われる)に珈琲豆について聞かれると、コミュ症なりにとても一生懸命に話すんです。所々言葉に詰まりながらもですよ。

私はその時、そんなんでよく店をやってるなと思いました。自分もかなりコミュ症なので同じと捉えてしまったのでしょう。

ですが、この時点で決定的な違いがあることに気づきました。彼には店を起こす行動力があり、世界中から珈琲豆を集め、自分なりのオリジナルブレンドまで作る熱意がある。反面私は仕事を辞めて惰性で生きる憐れな生き物です。

珈琲の味もそこらのカフェチェーン店なんかとは全然違くて、学生の頃にインスタント珈琲混ぜ混ぜ実験をしていた私でも、どれをどう混ぜるとこうなるのか分からないぐらいのオリジナリティでした。率直に言って美味しかったです。

更にその喫茶店は自家焙煎をしており、珈琲豆のビンが並んだ棚のすぐ後ろには焙煎機的なものがデーンと置いてあるわけですよ。更に回りを見回すと件の若きマスター以外に店員は見当たりません。

つまり、これだけのことを一人でやれる熱意があるのだと屈服し、私は店を去ることにしました。伝票すらなかったので、注文されたメニューはマスターが覚える形式のようでした。

支払いを済ませた後、奥手な私は彼にようやく話しかけることができました。質問は「ここって一人でやってらっしゃるんですか?」です。我ながら会話への発展性無さすぎで笑いますが(笑)。

すると、マスターは自信なさげにこう言うわけです。

「ええ、小さい店ですから……」

「いや、すごいですよ」

「ははは(苦笑い)」

「(笑)美味しかったです。」

「はい、またお待ちしております!」

最後だけ彼は笑ってそういいました。

何もない私には、その彼がとても眩しく見えました。

今回の得たものは、彼や自分のように決して活発的ではない人間でも、行動することはできるということ。そして好きなことを本気で続けようと思えばそれが必ず成果となり、いずれは形として残っていくということです。

明日は旅にでも出ましょうかね(笑)

8/23 木彫り猫


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